ICONICに多く寄せられるご質問をご紹介致します。
下記以外のご質問もお気軽にお問い合わせください。
- 日本人がベトナムで職探しをするにはどうしたらよいですか?
- 現地採用で雇用される場合の一般的な相場や待遇について教えてください。
- どういう理由で、ベトナムで現地採用として働かれている方が多いですか?
- ベトナムで就職活動をする際のポイントを教えてください。(前編)
- ベトナムで就職活動をする際のポイントを教えてください。(後編)
- ベトナムで雇用される際の被雇用者側のチェックポイントを教えてください。(前編)
- ベトナムで雇用される際の被雇用者側のチェックポイントを教えてください。(後編)
- ベトナムで就職が決まった後に整えるべき生活インフラとその整え方を教えて下さい。(前編)
「ベトナムで職探しをするにはどうしたらいいですか?」
日本人がベトナムで仕事を探す方法は、主に以下の4つに分類分けすることができます。それぞれに、下表の通りメリット・デメリットがありますので、ご参照下さい。

スピーディーに効率重視で自分に合った求人を探されたい方には方法1、時間がかかっても待遇重視でじっくり転職活動をされたい方には方法1と方法2の併用がおすすめです。一方で、自分のこれまでの経歴や保有スキルの面から、適した求人案件が求人広告や人づての紹介で見つかった場合は、まずは臆せず方法3や方法4を試してみましょう。特に、ニッチで専門的な経歴又はスキルをお持ちの方にとっては、業界仲間による人づての紹介(方法4)が最も効果的な求職方法となることもあります。
最近では、未経験者可の案件よりも、特定の業務経験者を求める日本人求人案件が増えている印象です。「何でもいいから頑張ります!」という意気込みも大事ですが、それ以上に、これまでの経歴や保有スキルがいかに求人案件にマッチするかが職探しの肝となります。ご自身の経歴やスキルが活かせる案件にいち早くめぐり合うべく、最適な求職方法を取られて下さい。
「現地採用で雇用される場合の一般的な相場や待遇について教えてください。」
◎ そもそも「現地採用」って、どういうこと?
日本人が海外で就職する際の主な雇用形態として「駐在員」と「現地採用」があります。日本本社から派遣されその海外支社や海外現地法人で働く方が「駐在員」であるのに対し、現地の日系企業に直接雇用される方を「現地採用」と呼びます。「駐在員」は会社都合で派遣場所や期間、時期等が決まるのに対し、「現地採用」は自己都合で就職先となる国や就職時期を決め、給与・待遇等の条件交渉も自ら行い、自己責任で海外就職をします。
◎ 「現地採用」で期待できる一般的な待遇は?
自己都合での海外就職のため、「駐在員」に一般的に付与されるような、住居、送迎車、赴任手当、ハードシップ手当、一時帰国費用、子供の教育費補助、日本での年金・社会保険加入、引越し費用等々の各種待遇は期待できません。ただし、VISA及び労働許可証の取得費用、海外傷害保険加入費用については会社負担とするケースが一般的です。また、郊外勤務の場合は、送迎車が手配されることが多いです。
◎ベトナムにおける「現地採用」の給与相場は?
「現地採用」の給与相場は当該国の生活水準に準じるため、日本における同様の求人に比して給与は安くなる傾向があります。究極的には案件によりますが、全体平均の現地採用求人の給与相場としては、USD1500-USD2500/月程度が現在のベトナムにおけるボリュームゾーンです。これを基に、より経験やスキルがマッチしたり、マネジメント能力を要する管理者案件になると、USD2500-USD4000/月程度へ上振れし、未経験者可・言語能力不問などの案件になるほど、USD1000-USD1500/月程度へ下振れします。昇給やボーナス支給は、現地スタッフ同様に年1~2回あるのが一般的です。
「どういう理由で、ベトナムで現地採用として働かれている方が多いですか?」
前回の記事で、「駐在員」と「現地採用」の違いを解説しましたが、これら2つの雇用形態の一番の違いは、前者が「会社都合」であるのに対し、後者が「自己都合」で海外で働いている点でした。
では、「自己都合」で当地で働いている方々の就労理由としては、どういったものが多いのでしょうか?
どんな方であっても、現在の職業に就いた背景には、いくつかの理由が複合的に絡まって存在していることが多いものです。それらの理由を分解すると、志願してベトナムで働く主だった理由として、以下のようなコメントをよく聞きます。
- グローバル化が着々と進む世の中。若いうちから、海外での実務経験を積んで、今後のキャリアアップの糧にしたい!
- 以前、ベトナムに旅行(又は留学)で訪れて以来、この国が好きになり、ここで生活したい。そのためにも、当地で仕事を見つけたい!
- 最近の日本は閉塞感に満ちている。一方で、今後の経済成長など、明るい未来が期待できるベトナムで、将来に希望を持ちながら働きたい!
- そもそも昔から海外に興味があって、とにかく海外で働きたい。国には特に拘らず、自分にできる海外での仕事があれば、それに精一杯取り組みたい!
- 配偶者(又は恋人)がベトナム人なため、この国に生活基盤を持ちたい!
- 「駐在員」として当地に勤務し、この度、帰任辞令が出たが、ベトナムが好きで、引き続きこの国で働き続けたい!
- 定年退職したが、自分のスキルや経験を活かして、まだまだ働きたい!
これらの理由が複合的に絡まって、ベトナムでの就職を決断される方が多いです。中でも特に、上記3つ目に挙げた「ベトナムの成長性や明るい未来に期待を抱いて・・・」、という声が最も頻繁に耳にします。
「ベトナムで就職活動をする際のポイントを教えてください。(前編)」
ベトナムで働くことを意思決定した後は、人材紹介会社に登録したり、ウェブサイトやフリーペーパー等で求人情報を収集の上、興味のある求人案件にエントリーすることになります。
その際のポイントの1つとして「ベトナムで働きたい理由をはっきりさせておく」ことが挙げられます。
求人企業側が常々気にしているのは「この方はベトナムで長期的に働けるのか」という点です。仕事に対する考え方や常識が異なるベトナム人と一緒に業務を進めていくこと、そして、生活インフラも日本や周辺諸国と比べるとまだまだ未整備な部分の多い中で暮らしていくことの出来る方なのかどうか、という視点は企業の採用担当者であれば誰しもが持たれて面接に臨まれています。
そんな中で、ベトナムで働きたい理由が曖昧だったり、どこかで聞いたことがあるような通り一遍の理由しか説明できないと、「採用したは良いものの、すぐに嫌になって、日本に帰ってしまいそう」という印象を持たれマイナスです。「なぜベトナムで働きたいのか」もっと言うと「なぜこの求人に応募するのか」を、いつ面接者に聞かれても堂々と答えられるようにしておくことが重要です。
これは余談になりますが、ベトナムで働きたい理由として「妻(夫)がベトナム人」や「恋人がベトナム人」といった個人的な理由は、企業側にとっては「ベトナムで腰を据えて働く強い理由のある方」という印象となり、割とプラスに働くことが多いです。個人的なことにはなってしまいますが、この種の理由は包み隠さず率直にお話しされるのが得策です。
「ベトナムで就職活動をする際のポイントを教えてください。(後編)」
前編では、「ベトナムで働きたい理由をはっきりさせておく」ことを当地での就職活動のポイントの第一点として挙げました。今回は、その他のポイントについて考えてみます。
◎ 現地で対面面接を受けましょう!
現在、日本(又はベトナム以外の外国)在住の方々から、時々、「ベトナムで就職はしたいのだけど、面接は日本で済ませたい」といったご要望を頂戴します。確かに、最近は、一次面接を日本面接やスカイプ面接で対応して頂ける企業が増えてきているとは言え、当地での就職を志す上で、この発想では応募の本気度が伝わらずNGです。また、候補者が競合した時に、どうしても直接に面識のある在住候補者を優先しがちになるものです。数日限定でもよいので、就職活動旅行に来るなど、当地で対面面接に臨める機会をつくる前提で就職活動計画を練りましょう。
◎ 面接先企業の情報収集をしましょう!
日本で就職活動をする時には、至極当然のことながら、一通りホームページや最近の関連記事等で応募先企業の情報収集をしてから面接に臨みます。ところが、当地で就職活動する際には、企業情報収集が不十分なまま面接に臨まれる方が多い印象を受けます。おそらく、日本本社の業務内容はホームページなどで簡単に調べることが出来ても、当地の現地法人についての情報は限られていることが原因なのかもしれません。ただ、かといって、そのまま企業知識がない中で面接へ臨むと、面接への回答準備も出来ない上、「ちょっとしたハードルもクリアできない方」といった印象でマイナスです。もし、ウェブサイトで十分な情報がないのなら、人材紹介会社の担当のキャリアコンサルタントに色々質問するなどその他の方法を駆使して、「面接に耐えうる程度の企業情報は何としても集める!」といった気概を持って準備に当たりましょう。その姿勢こそが、求人案件への本気度を物語るもの、と企業側は捉えるものです。
◎ 元気よく、笑顔で!
最後に、面接の基本は「元気!」そして「笑顔!」です。これは、逆のシチュエーションを考えれば分かり易いことです。元気もなく、笑顔もない人と一緒に働きたいと思う人はいませんよね?あまりにも当然のことを書いているようで恐縮ですが、面接に訪れた先の企業の扉を叩く前に、最も思い出して欲しいことを最後に挙げておきます。
「ベトナムで雇用される際の被雇用者側のチェックポイントを教えてください。(前編)」
就職活動を経て、当地の企業から内定を得たら、入社を決める前に企業側と確認しておきたい事項を考えてみます。
◎ 給与額!
額面(Gross)での提示か手取り額(Net)での提示かによって、実際に受け取る額に違いがでますので、要注意です。
◎ 給与の建値通貨と振込通貨は同一通貨か、換算時の為替レート(異通貨の場合)
当地では給与の建値通貨は米ドルでありながらも、実際に給与支給を行う際の銀行振込時には相応額の越ドンに換算しなおして越ドン建てで支給する企業も少なくありません。そのため、米ドルで給与の提示を受けた場合でも、実際にその給与の銀行振込時も米ドル建てで振り込まれるのか、もしくは、越ドンに換算されて越ドン建てで振り込まれるのか、ご自身の将来資産の為替のポートフォリオにも影響が出る話ですので、事前にしっかり確認しましょう。この時、もし、越ドンに換算されるのであれば、その換算時の為替レートはいくらなのか、毎回の振込時にその時々の市場レートをひきなおすのか、もしくは一定期間固定のレートを設定して、毎回、同じレートで期間中は換算するのか、その期間とはどのくらいか、をそれぞれ確認すると良いでしょう。
◎ 試用期間の有無とその際の給与額
当地では最長3ヶ月までの試用期間(その期間中であれば、雇用者・被雇用者双方の裁量で退職又は解雇ができる)の設定が認められていますが、正式雇用前にこうした試用期間が有るのか、有る場合はその期間は何ヶ月間かを確認しましょう。また、当地での慣習として、試用期間中は提示した給与に掛け目をかけて例えばその80%程度に減額した給与を支給するといったケースも少なくありません。そのため、試用期間中の給与額は提示された給与の何%を支給される予定か、も併せて確認すると誤解が起きないでしょう。
◎ 勤務日と勤務時間
当地では週休1日制ですので、最大1週間に48時間までは法定労働時間内となります。日系企業であれば週休2日制を採用している企業や、土曜日半日出勤とされている企業、隔週土曜日出勤とされている企業など、企業の方針により勤務日が異なりますので、はなから月~金と決め付けず、事前にしっかり確認しましょう。
「ベトナムで雇用される際の被雇用者側のチェックポイントを教えてください。(後編)」
前回に引き続き、当地で内定を得て入社を決める前に、企業側と確認しておきたいその他の事項について考えてみます。
◎VISA(又は滞在許可証)、労働許可証の費用負担
日本人が当地の企業で働く際には、当然のことながらVISA(又は滞在許可証)と労働許可証の取得が必須となりますが、これら取得費用は会社負担なのか個人負担なのか事前に確認しましょう。
◎海外傷害保険への加入の有無
当地で働き生活する中での不測の怪我や病気に備えて、従業員の福利厚生の一環として、海外傷害保険に加入してもらえる企業も少なくありません。年間の保険料等勘案すると、被雇用者側にとっては、保険加入料の会社負担は大きなメリットです。入社前にしっかりとこの点についての費用負担を確認し、場合によっては、会社負担での保険加入を交渉してもよいでしょう。
◎昇給やボーナスの実績
当地での現地採用社員として入社すると、入社時のスタートの給与は当地の物価水準に伴い、日本での就業対比、低めの設定となることが多いのが現実です。一方で、入社後の昇給やボーナスについては、日本に比べて高いパーセンテージでUPしたり、支給されたりする傾向があるのもまた事実です。そのため、入社時のスタートの給与だけで条件を判断するのではなく、できれば過去2-3年の昇給実績、ボーナスの支給実績、加えて、昇給やボーナスが年何回予定されているのか、も併せてヒアリングした上で、採用条件を吟味されると良いでしょう。
◎通勤車輌や交通費補助の有無
当地で生活する上での不便は、何と言っても「公共交通機関の無さ」と言えるのではないでしょうか。ベトナム人同様、バイクを乗り回すことができる人なら特段の不都合はないですが、このある意味混沌とした交通状況の中、バイクには乗らない方も多いはずです。そんな中での職場への通勤手段を考えると、職住近接の場所に住まうか、会社側が手配する通勤車輌に乗るか、もしくは、限られた公共交通機関(タクシーやセオムやバス等)を駆使して自力で通うか、という選択肢の中から選ぶことになります。いずれを選択するかは、会社側の通勤車輌や交通費補助の有無によって判断が変わってくるものですので、事前にしっかり確認し、スムーズな新生活への移行を心がけましょう。
「ベトナムで就職が決まった後に整えるべき生活インフラとその整え方を教えて下さい。
(前編)」
ベトナムでの就職が決まりましたら、必要な生活インフラを整えて、初出社の日に備えます。
今回は、当地での基本的な生活インフラの整え方について2回に分けて説明します。
◎住居の決定
まずは何といっても住居を決めなければなりません。ベトナムでは公共交通機関が充実していないため、職場への通勤のしやすさを考えた上で住居の立地を決めることはとても重要です。会社手配の通勤車輌がある場合は、その通勤車の送迎ポイント付近に住まうのがベストですし、通勤車輌がない場合は、職場への徒歩圏内に住まうか、セオム(バイクタクシー)やタクシー、バスなどに乗車しやすい場所に住まうか、もしくは、バイクを購入して自分の「足」を持つかを決めて、それに応じた立地の住居を探しましょう。言葉に自信がない場合は、在住日本人向けの不動産仲介会社に日本語対応してもらうこともできますが、より色々な物件を見てみたい場合は、街中を見回して「ここに住みたい!」と思えるアパートメントの地上階に入居している不動産会社や警備員(不動産会社がない場合)に「貸家を見せて欲しい(Toi muon xem nha cho thue.)」と直接訪問すれば見せてくれます。もしくは貸家であることを示す「Nha Cho Thue」の垂れ幕に記載されている連絡先に直接コンタクトを取り、物件を見せてもらうことも可能です。
◎交通手段の確保
会社手配の通勤車輌がない場合は、公共交通機関を駆使するか、自らの「足」となるバイクを調達します。タクシーやセオムを利用する場合は、日々、通りすがりのものに乗車するのもよいですが、毎日の通勤に利用することを話し、お抱えのタクシーやセオムに毎日決まった時間に迎えに来てもらえるようにしてもよいでしょう。その場合は、1ヶ月単位などで料金交渉をすることもできます。一方で、時間の制約なく自由に移動したい場合は、自前のバイクを調達するのがベストです。新車であれば、街中の至る所にあるHonda ShopやYamaha Shop等の正規代理店で購入手続きができますし、中古車であれば、ホーチミンならHoang Van Thu通り、ハノイならCau Giay通りのDich Vong市場に、多数の中古バイク屋が軒を連ねており、即日で中古バイクを調達できます。


